今日は、オフ・ザ・ボールの動きで、スペースをつくる動きについて紹介します。
サッカーの試合では全体の90~95%以上はボールを持っていないか、ボールに密接に関与していないのです。
これでお分かりのようにサッカーの試合の大半を占めるオフ・ザ・ボールの動きが非常に重要になることがわかるでしょう。
では、実際にボールを触っていない人がどんな動きをしてスペースをつくるのか?
マークにつかれていて、味方のゴールキックなどでパスの出しどころがない場合は、
味方が動くことでスペースをつくり、そのスペースを他の味方が使うことができるようになる。
例えば、真ん中で後方に(敵ゴール方向に)動くと敵がつられて後方に下がってくる。
すると真ん中にスペースができるのだ。
逆にゴールキックやゴール前でパスを出そうとしている味方に近づくことで、パスをもらえ、ダイレクトで戻してもいい。
この時も真ん中のスペースが空くのでそこに味方が走り出してパスをもらう動きができるようになる。
このようにボールを持っていない人が、
動き出すことで元々いたスペース(場所)に人がいなくなるので、スペースが空くのだ。
ポイントは、この動きを意識してやっているかどうかである。
常に自分がボールを本気でもらおうと思っている場合は、意識してやっているとは言えないだろう。
わざと自分がボールから離れたり、近づいたりして、相手のマークを外したり、スペースをつくったり、オトリになろうと考えて動いている人は意識してやっているのだろう。
チーム全員がそれを意識してやれるようになれば、チーム力は間違いなく上がるだろう。
それでは、早速、今日からはじめてみよう!
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